- Project data
- 用途 / 結婚式場・レストラン
場所 / 茨城県水戸市
構造 / 木造平屋建て
建築面積 / 1555㎡
延床面積 / 1526㎡ 期間 / 2025.6~2026.04
地方都市のロードサイドに建つ、結婚式場の計画。
地域の祝祭の場所として、外側の象徴性と、内側の静寂を実現するデザインを考えた。結果、地域の生活を支えている交通量の多い幹線道路に対して、大きく長い特徴的な曲線を描く、素焼きのレンガ壁で、その地域のランドマークとしての存在を作った。内側は、エントランスラウンジ・チャペル・バンケットを、2つの中庭を挟み込みながら回廊でつなぐことで、静寂でありながらも開放感のある空間を作ることができた。
クライアントは水戸市に結婚式場を3件運営している。地元の会社や人の力で、地元の人のための祝祭の場を作ってきた。4つめの結婚式場は、地域を誇れるような結婚式場を作りたい、との要望だった。
この要望に応えるように、筑波山を彷彿させるのびやかな曲面の外観、地元の稲田石を使った庭、地元の石切り場をイメージしたチャペルなどをデザインした。特別な日に、新郎新婦の特別な記憶と、彼/彼女らになじみの深い、地元の風景が重なって、その日が記憶にやさしく刻まれる場を作りたいと思った。
結婚式場が特別な日に訪れる特別な場所であるのに対して、地域の日常生活を支える幹線道路に対しては、誰でも利用できるレストランを開いた。レストランには主婦や高校生など地域の方々や、近隣のオフィスで働く人たちが訪れ、こちらは地域コミュニティの形成に日常的に貢献している。
- Credit
- 設計監理: Archipatch / 吉田桂子
