東が丘の家/HOUSE IN HIGASHIGAOKA

東が丘の家HOUSE IN HIGASHIGAOKA

Residence / Meguro-ku, Tokyo / 2026 / Completed

Project data

用途 / 戸建て分譲住宅
場所 / 東京都目黒区
構造 / 木造+RC造
規模 / 地下1階・地上2階・ルーフバルコニー
敷地面積 / 198.36㎡ 建築面積 / 135.38㎡
延床面積 / 341.04㎡* 期間 / 2025.4~2026.02


都心の住宅地に建つ、分譲住宅の計画。

住まいを機能や性能だけでなく、光の入り方、素材の触感、緑との距離、音や陰影などを通して、人の感覚に働きかける環境として捉えた。心・身体・自然・つながりの4つを住空間の中に統合し、住む人が日々の暮らしの中で感情・感覚を整え、自分自身に戻ることをサポートする空間を目指した。

1階には、家族や人が集まり、のびやかに過ごすLDKと、瞑想室「インナーフロースペース」を設けた。人と関わり、刺激を受ける動的な場と、静かに自分と向き合う場を作りだしている。

インナーフロースペースは、日本の茶室や座禅空間の思想を現代の住宅に引き継いだものである。東向きの窓と、そこにつながるテラスから、自然環境とつながり、空間には曲面の壁や天井、足元の間接照明、土壁、和紙、神代樫などを用いて、やわらかな質感に呼応して、身体の感覚や意識がのびやかに開いていく場をつくった。

複数のテラスや植栽、自然光と風を取り込む開口部を各所に配することで、都市に暮らしながら、太陽の移ろいや植物の変化、季節の気配を感じられるようにした。外構にも緑を連続させ、住宅の内側だけでなく、街並みにも配慮している。

諸戸の家が大切にしてきた木の家づくりや、諸戸家の住まいに受け継がれてきた、感覚・感情を整えるための茶室、という思想を、現代の都市住宅として再解釈した。完成した空間を体感して選べる分譲住宅でありながら、企画からアフターケア、リセールまでを見据えたサービスの仕組みを作ることで、住まいの価値を育て、日本という都市における、中古木造住宅の資産価値向上につないでいくことを目指している。


Credit
設計監理: Archipatch / 吉田桂子
事業主体:諸戸の家株式会社

Category:   Architecture

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