CAFÉ riviere

CAFÉ riviere

  • : カフェ

  • : 静岡県三島市

  • : リノベーション

  • : 27.3㎡

  • : Archipatch / 吉田桂子

  • : 青木工務店

  • 2019年12月~2020年2月

静岡県三島市、源兵川のほとりのカフェのインテリアデザイン。
計画地は富士山の伏流水による湧水を水源とする源兵衛川や、近くの桜川の桜並木、富士山噴火の際に流れ着いた溶岩の残る楽寿園など、この地域を特徴づける独特の自然に囲まれており、源兵衛川での子どもの川遊びや楽寿園での夏祭りなど、こうした場所を拠点とした住民のさまざまな活動が展開される場所だった。
このような住民の活動を支える場所の一つとしてこのカフェは計画されたのだった。
カフェが計画された小さな住宅の1F部分は、家主の親切心から既にボード貼りまでされていたので、内装は極力手を付けず、壁と窓枠を白くして、床は既存のむき出しの土間コンクリートにクリア塗装を施すのみとした。
一方で新しく設置する家具はできるだけこの場所に縁のある素材を地元の職人さんに作ってもらうことを考えた。キッチンカウンターと客席のテーブルは地元の材木屋さんでみつけた桜の一枚板をそのままその材木屋さんで加工してもらった。キッチンカウンターの腰壁には地元の石材屋さんで扱っていた150角の溶岩石を貼ることにした。富士山の溶岩ではないけれども、溶岩石の持つ荒々しいけれども優しい独特の表情がこの地域を象徴しているように思えた。本棚と黒板もキッチンカウンターに一体化させて、地域の憩いの場として子どもから大人まで楽しんでカフェが使われるよう家具を設えた。
カフェをつくるプロセスそのものが、このカフェがこの場所で様々な人々と繋がり、人々をつなげていく場所となるための下地として機能するよう、素材選び、製作方法を考えた。

 

Copyright© Archipatch Inc. , 2021 All Rights Reserved.